なみ えつこ
奈美 悦子
本名 並川 悦子
生年月日 1950年12月27日(65歳)
出生地 奈良県北葛城郡広陵町
八尾市立曙川中学校、大阪女子短期大学付属高等学校
血液型 O型
ジャンル 女優、タレント
活動期間 1967年 -
夫 ヴィレッジ・シンガーズ林ゆたか(1970年-1972年)
実業家(1975年-1980年)
1歳上のテレビドラマの撮影監督・緒方博(2007年9月16日-)
家族
元タレント・ 俳優 並川倖大(息子)
オフィスウォーカー→スカイコーポレーション所属
1996年、ヌード写真集撮影のため美容形成手術を受けた際、乳首を失ったとして執刀した東京都中野区の医療法人「麗仁会」を相手取り約5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こし話題を呼んだ
(昔から乳首が長いのがコンプレックスで、バランスよく小さくしてもらう予定だったが、右乳首はわずか1~2ミリしか残っておらず、左乳首は完全に根元から切り取られていた)。
1997年、執刀医側が約500万円の解決金を支払うことで和解が成立した。
「タバコをやめてから、1カ月後に、肌ツヤが変わったことに気がついたんです。キメが細かくなって、くすみがとれているのが歴然!髪にもハリが出て、ヘアメークさんから“天使の輪ができている”と驚かれました」
そう、晴れ晴れとした表情で“禁煙効果”を語ってくれたのは女優の奈美悦子(65)。かつては1日4箱も空にする愛煙家だった彼女が、タバコを吸い始めたのは33歳のとき。それから20年にわたり、タバコとの付き合いが続いたという。
「無人島に何を持っていくか問われたら、迷わず『タバコ!』と答えるほど。息子には『私が死んでもお墓にはお菓子なんかいらないからね。タバコを持ってきて』と言っていたくらいです。しかもチェーンスモーカーで、手元にタバコがないとイライラしてしまうから、いつもカートン買い。さすがに40代後半になって、吸いすぎかなと思って1日4箱から2箱に。それでも立派なヘビースモーカー。朝起きたら声はガラガラだし、歯を磨いてもタバコの臭いは全然取れない。そろそろ本当にやめないといけないと思っていた矢先でした」
彼女が禁煙を始めたのは、53歳のとき。激しい胸の痛みを引き起こす“掌蹠膿疱症性関節炎”という重い病気になったのがきっかけだった。
「風邪ひとつひいたことがなく、それまでは病気で仕事を休んだことがなかったんです。それが毎日、死ぬんじゃないかと思うくらいの痛みに襲われて……。医師から“治療薬が効かなくなる”と禁煙をすすめられました。そして家族に『タバコをやめる!』と宣言したのは、忘れもしない’04年8月13日。でも、優柔不断で意志の弱い私には、とても禁煙を貫く自信なんてありませんでした」
そんな奈美に強力なサポーターが現れた。
「私が禁煙宣言をしたら、夫が『君がやめるなら、オレもタバコやめよう』と。さらに息子までが『じゃあ、オレもやめるわ』と。家族全員で禁煙に取り組むことになったんです。これはすごく助かりました。だって、近くで吸われていたら、こちらもつい手が伸びちゃうじゃないですか」
タバコと無縁の生活を続けたこともあり、病気は完治。それまでよりさらに健康に心がけるようにもなった。
「夫と息子は、私と一緒に禁煙を始めてから、今まで一度もタバコを口にしていません。禁煙を始めたばかりのころはお互いに励まし合ったり、それぞれが喫煙していた時間を、家族で語り合うことにあてたりしたことがよかったんでしょう。タバコをやめたおかげで、体だけでなく、家族の絆まで丈夫になりました」
http://jisin.jp/serial/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88/healty/24262