やぎ さおり
八木 さおり
プロフィール
本名 八木 小織(旧芸名)
別名義 八木 小緒里(旧芸名)
生年月日 1969年11月20日(46歳)
出生地 大阪府大阪市旭区
身長 159 cm
血液型 A型
職業 女優
活動期間 1985年 -
所属劇団 丸福ボンバーズ
事務所 オーエンタープライズ→バグジーヒーローズクラブ
1985年、「ミスマガジン」コンテストでグランプリを獲得し、グラビアアイドルとして人気だった八木さおりさん(45)。ショートカットにポッチャリした頬が実に可愛かった。映画「パンダ物語」などで主演し、女優としても活躍したが、今どうしているのか――。
■手っ取り早く売れたいけど修行の道
会ったのは地下鉄銀座駅に近い喫茶店。今も変わらずショートカットだ。
「アイドルのイメージのために切ったんじゃなくて、デビュー前からショート。ラクなんですよ。髪の量が多く、長いと乾かすのに時間がかかりますから」
元アイドルにしては、飾らない性格のようだ。
「えっと、今、何をしてるか、ですよね。じみ~に女優を続けてます。地元の大阪に帰った時、近所のオバチャンに“芸能界やめたん?”って聞かれたことがありますけど、ハハハ」
3年前、演出家兼脚本家・福島三郎さん主宰の劇団「丸福ボンバーズ」に参加したそうだ。
「03年に友人を介して福島さんと出会い、一度舞台に立たせていただいたんです。その後も交流があり、福島さんが『丸福ボンバーズ』を旗揚げする際に声をかけてくださった。どこかに所属したいという願望がずっとあったし、自分の居場所を見つけたようでうれしかったですね。今は劇団の活動が中心で、週1回、拠点である千歳船橋のアポックシアターで稽古を行い、年1回、本公演をやっています。笑って泣ける質のいい芝居なうえ、料金は破格の2000円! 少しでも多くの方に見ていただきたいですね。そのほかには年2回ほど、子供のための演劇イベントを開いてます」
去年は映画「パズル」に出演した。
「96歳で亡くなるまで現役だった原ひさ子さんのように、おばあちゃんになるまで女優でいたい。まだその半分もきてないんですよね。手っ取り早く売れたいですけど、まだまだ修業の道は続く、と思ってます」
去年12月に出演した旅番組「列島縦断3200km 特急乗り継ぎ旅」(テレビ東京系)は好評だったとか。
「テレビで久々にワタシを見た、という方が多かったのか、出演後、ブログのアクセス数が50倍近くになり、ヤフーの検索ランキングでは1位になって、改めてテレビの力はスゴイな、と感じました。でも、正直、バラエティーはあんまり得意じゃないんですよね……」
ちょっと余裕があるようにも聞こえる。ダンナが稼いでいるのか?
「いえ、まだご縁がなくて。ホント、自分の何が悪いのか、教えて欲しいですよ。まあ、オトコを見る目がない……と言っちゃあ、歴代のカレに悪いか、ハハハ。薄い顔の爽やかな感じで、芝居を続けてかまわないよ、って言ってくれる人がいいですね。料理? 好きです。お酒も好きで、ほとんど毎日飲んでます。今日はタコが食べたいなあ、と思ったら、タコのアヒージョを作り、白ワインをボトル半分飲む、という感じかな」
イケる口らしい。
さて、八木さんは高校1年の85年、「ミスマガジン」コンテストでグランプリを受賞。アイドルデビュー後、歌手や女優としても活動した。
「今にして思うと、ワタシ、ガンバってたなぁと思いますね~。歌番組とかすっごい緊張して、毎日、正露丸飲んでましたから。あと、夜10時には眠くなっちゃって、夜遅いレコーディングでは寝ながらとってました」
小室哲哉がファンだったとのウワサもあった。
「小室さんとつきあってたら、小室ファミリーに入れてもらって、もっと売れて、何番目かのお嫁さんになってたんじゃないでしょうか、ハハハ」
5月8~17日、丸福ボンバーズの「NICE EIJI!~父まるだし~」の舞台に立つ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/158944/4