いしい めぐみ
石井 めぐみ
プロフィール
本名 石井 葉子
職業 女優、東京都国立市議
生年月日 1958年10月18日(57歳)
出生地 東京都調布市
東京都立国立高等学校、早稲田大学教育学部
血液型 A型
職業 女優・タレント
活動期間 1979年 - 現在
所属事務所 ワンダープロダクション
夫 25歳の時に1度目の結婚をするも4年で離婚
テレビ局のディレクター男性と 1990年再婚2000年離婚
有名女性タレント「あの人はいま」30人の足跡を辿る
芸能界とはガラッとイメージの違う、政治の世界へと転身を遂げた人もいる。バラエティ番組『オレたちひょうきん族』のマドンナ的存在で人気を博した女優・石井めぐみ(57歳)だ。本人が言う。
「現在は国立市の市議会議員をしております。昨年4月に出馬し、当選させていただきました」
石井が選挙に立候補することを決意したのには、愛する我が子の死があったという。
「長男が8歳7ヵ月にして脳性麻痺で亡くなったことが、私の半生の大きな分岐点になりました」
生まれつき重度の脳性麻痺を負っていた長男を養護学校に通わせるつもりだった石井。しかし、教育委員会から送られてきたのは、「症状が完治するまで就学許可を見送る」という無情な通知であった。
厚生省(当時)などに陳情を出すもまったくらちがあかず、その時、石井は国の医療体制に不信感をもったという。そして「誰かが動かないとこの状況は変わらない」と一念発起し、政治家になることを決意したそうだ。
市議会議員となった今は長年してきた女優業をセーブし、議員の仕事に注力する石井だが、それでも時折、かつて芸能界で経験したことを思い出すことがあると話す。
「当時、女優の仕事をメインにしていた私が、初めてバラエティに出演することになった番組『オレたちひょうきん族』のことは今でもよく覚えています。
収録の際に、たけしさんやさんまさんから『申し訳ないけど、棒やモノで叩く時は、たとえ女性でも自分たちは手加減しないよ。こっちも本気でやらないと、それが視聴者に伝わっちゃうからね』と言われたのが印象的で。
たらいで叩かれたり、熱々のおでんを食べさせられたり、懺悔のコーナーで真冬に冷水をかぶったり。とにかくいつも真剣勝負という感じでした」
芸能界も政治の世界も心構えはまったく同じ。そう語る石井は、『ひょうきん族』で忍耐力を培っていたのだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49291