スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鰐淵晴子おっぱい美乳ツン勃ち乳首くびれ腰の全裸フルヌード画像

わにぶち はるこ
鰐淵 晴子
生年月日 1945年4月22日(71歳)
出生地 東京都
大西学園高校卒業
身長 165cm
体重 48kg
職業 女優
ジャンル 映画・テレビドラマ
夫 服部時計店の服部歊(偏は「高」、旁は「欠」)
写真家のタッド若松
家族 鰐淵理沙(娘・タレント)
鰐淵賢舟(父・バイオリニスト)
所属事務所 松竹→フリー

先日開催された角川映画祭で『悪魔が来りて笛を吹く』(78)を久々に再見した際、事件のカギを握るヒロインを務める鰐淵晴子の妖艶な美しさに、改めて圧倒されました。日本人とオーストリア人のハーフという出自からくる日本人離れした西洋的な雰囲気が、横溝正史原作のおどろおどろしい猟奇ミステリ劇と不思議に合致し、ついには作品そのものの象徴として実に見事に映えているのです。

もともとは天才少女ヴァイオリニストとして絶賛され、初主演映画『ノンちゃん雲に乗る』(55)で瞳の大きな愛らしい美少女として日本中の少年たちを魅了した彼女ですが、いつしかゴージャスかつミステリアスな美女となり、やがては演技派女優として台頭していくのでした。

鰐淵晴子は1945年4月29日、東京都の生まれ。父はヴァイオリニスト鰐淵賢舟で母はハプスブルグ家の末裔のひとりであるオーストリア人。3歳半ばから父・賢舟の指導のもとでのレッスンを受けるようになり、6歳で父と共に日比谷公会堂でヴァイオリンを初演奏し、8歳で全国を演奏旅行し、天才少女ヴァイオリニストと謳われるようになります。

52年、劇中でヴァイオリンを弾かせてくれることを条件に、大映『母子鶴』で若尾文子の幼年期を演じて映画初出演。そして55年、新東宝のファンタジー映画『ノンちゃん雲に乗る』で映画初主演して大いに話題を集め、この後映画会社各社が彼女を獲得すべく画策を開始しますが、父が映画界入りを強硬に反対し、しばらくは音楽の世界に専念。

59年、佐分利信監督の『乙女の祈り』に主演して、ようやく松竹と専属契約を結びます。同年『わかれ』では実年齢より6歳も年上の20歳の女性を演じましたが、165センチという当時の日本人女性には大柄な体躯と堂々たる存在感で、まったく違和感はありませんでした。

それどころかファニー・フェイスが流行っていた当時の映画界の中、オーソドックスな美貌の彼女は「原節子の再来」とまで謳われ、60年には『伊豆の踊子』『明日はいっぱいの果実』『あんみつ姫の武者修行』と主演作を連打。

さらには英語とドイツ語が堪能なことから、56年冬季オリンピックのアルペン三冠王となったオーストリアのトニー・ザイラーを主演にしたスキー映画『銀嶺の王者』(60)のヒロインにも抜擢され、同年のTBSテレビ『世界一周空の旅』ではホステスとしてヨーロッパやアジアなど世界各国を回りました。

この後も『猟銃』(61)や『晴子の応援団長』(62)、『ローマに咲いた恋』(63)など松竹看板スターのひとりとして多数の作品に出演しますが、日本映画界全体の斜陽に伴い、彼女もデビュー当時ほどには作品に恵まれないようになり、65年に松竹を退社してフリーとなり、以後は東映『花札渡世』(67)や大映『眠狂四郎無頼控・魔性の肌』(67)に出演しました。

68年に結婚するも翌年離婚し、アメリカに渡ったところ、そこでカメラマンのテッド若松と出会い、帰国後の72年に再婚(86年、離婚)。この時期から従来の美貌に妖艶さが加わるようになり、『反逆の報酬』(73)『脱走遊戯』(76)を経て、77年の大林宣彦監督の商業映画デビュー作『HOUSE』ではヒロインの父親の婚約者をゴージャスな雰囲気で演じ、作品の優雅さを大いに高めてくれています。

また76年に彼女が出した同名ヒットソングをモチーフにした牧口雄二監督の『らしゃめん』(77)では、久々に主演。ここでは外国人の現地妻、いわゆる洋妾“らしゃめん”を演じていますが、彼女の出演シーンはすべてタッドが撮影を担当したとのことです。

78年の横溝正史原作のミステリ映画『悪魔が来りて笛を吹く』も不思議な作品で、最初にも記しましたが、ここで彼女はヒロイン役を務めながらもほとんど内面など深く描かれることはなく、しかし、ただそこにいるだけで作品世界の猟奇的妖艶さや華麗さ、そしてはかなさなどを象徴する存在として見事に映えていました。

80年代は舞台出演にも積極的になっていき、一方で『二十世紀少年読本』(89)『ZIPANG』(90)など林海象監督作品の常連としても活躍するようになっていく鰐淵晴子ですが、95年にはそれまでの実績が認められ、『平成無責任一家・東京デラックス』『遥かな時代の階段を』『眠れる美女』の3作品でそれぞれ個性的な役柄を巧みに演じ分けて毎日映画コンクール女優助演賞を受賞しました。

その後も『不機嫌な果実』(97)『天国の本屋~恋火』(04)『着信アリ』(05)と順調にキャリアを重ねていきますが、『初恋』(06)以降の映画出演が途絶えているのは惜しまれるところです。

なお、一女の鰐淵理沙は現在、国際的声楽家・歌手・タレントとして活躍中。やはり音楽一家としての血は確実に受け継がれているようです。
http://cinema.ne.jp/recommend/harukowanibuchi2016090411/







































関連記事