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あさだ なみ
麻田 奈美
プロフィール
生年月日 1953年12月15日
現年齢 62歳
出身地 東京都江戸川区
都立武蔵丘高校卒業
血液型 O型
公称サイズ(1972年時点)
身長 / 体重 154 cm / ― kg
スリーサイズ 85 - 60 - 58 cm
デビュー 1973年
「りんごヌード」と呼ばれる一枚の写真をきっかけに大ブレイク
麻田奈美が世に出たのは今から43年前、昭和48年1月29日号の男性向け雑誌「平凡パンチ」(マガジンハウス)だ。お尻を露出しているものの、ウエストをひねった上半身はセーターを着ている。写真説明では《18歳。身長は154で上からのサイズは85 60 90。スンばらしいヴィナスの発見なワケだから、神秘のベールは時間をかけてとろうよ。もち、だんだんとエスカレートするから期待したまえ》と読者をあおっている。
その1カ月半後の「平凡パンチ」3月12日号に、オールヌード姿をリンゴだけで隠す当時としては衝撃的な写真が掲載された。同号は普段の約1・5倍にあたる150万部超を売り上げたという。
「パンチ発売の4日後ぐらいかな。うちの事務所が入るビル1階に高校生、大学生らしき男たちが大勢詰めかけていた。何かと思って管理事務所の人に聞いたら『麻田奈美という人が来るらしいから見にきたって言ってます』だって。たまげたよ、そんな大ごとになっているのかって…」と笑うのはカメラマンの青柳陽一(77)。彼女の撮影を手がけた人物だ。現代のようにSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)がない時代に、若者を動かせた麻田の魅力と雑誌の威力に感嘆する。もっとも、その日に撮影予定はなかったそうだが…。
青柳カメラマンが麻田と会ったのは、47年の秋。それまでに青柳が多くの女性を撮影してきたことを知る母親に連れられて来た。
「『外に出たがらないんです』と母親が話していたように、おとなしい子だった。ただ、娘の魅力に気づいていたんだよね。小さい顔、長い足、そしてまん丸で崩れない胸…。母親の指示で全部脱いだときに、ビックリしたよ。すごいのが来た!って」
「モデルや女優として活動するつもりがなかったから、欲がなかった。それでいて、どんな長時間の撮影にも、“疲れた”とか“おなかすいた”とか、愚痴を一切言わなかった。これほど素敵な人はいない」と青柳氏。麻田とは昨年も会う機会があったという。「年齢は重ねたが、相変わらず美しいまま。いまだに“青柳さん、あのときはありがとう”って言ってくれる。こっちがありがとうなのにね」
http://www.sankei.com/premium/news/160123/prm1601230025-n1.html